
第二世代の話では無いですが、第五世代の6Vサザンドラは知っている方も多いのでは。
<仕組み・構造>
トレーナーの内部番号順(下記記事参照)に設定がされています。
0002742A
- このアドレスを"01"としてリスト順に2バイト単位で設定されています。
"01":ハヤトは「9A 77」
"02":アカネは「88 88」
等。 - 個体値は手持ちの全てもポケモンで同一となります。
- 同じトレーナー種類であれば、どのトレーナーでも個体値は同一です。

| 構造名 | バイト数 | 構造要領 | |
|---|---|---|---|
| ● | 個体値 | 134(2*67) | 1バイト目:こうげき個体値/ぼうぎょ個体値 2バイト目:とくしゅ個体値/すばやさ個体値 |
以下、個人的に見ていて気になった(おもしろかった)内容です。
- 第二世代の手持ちポケモンの性別はトレーナーの性別と一致するように設定されています。その為、女性トレーナーのポケモンの攻撃個体値は"7"(♀:♂=1:1の場合の最大個体値)が多く設定されています。
一方で男性トレーナーは"9"が多く設定されています。これはあからさまに攻撃性能が違う事を回避する為の設定と思われます。 - アカネのポケモンの攻撃個体値は"8"ですが、手持ち(ピッピとミルタンク)はいずれも♀率が高いポケモンの為、性別値♀とできています。
- ジムリーダーの手持ちの個体値、実は一般トレーナーと大差ありません。個体値だけで見ると、「エリートトレーナー」の方が高いです。
- してんのう・チャンピオンはしっかりと高個体値(D/C/D/D)です。カリンは性別の関係で攻撃個体値が低いですが、その分他の個体値で差別化されています。(7/F/D/F)
レッドは更に強く設定されています。(F/D/D/E) - でんどういり前のライバルは(D/D/D/D)、でんどういり後は(9/8/8/8)です。まさかの別個体設定。改心して一から育成したとも捉えられますが、はたして。
<実践>
色違い個体値(A/A/A/A等)に設定すれば、しっかりと光ってくれます。
