マップに依って出現するポケモン・レベルは細かく分かれています。
第二世代においては、どのポケモンがどこに出現するかは、ゲーム内での図鑑で見る事はできますが、でやすい・でにくい等の指標はありません。
ちなみに、公式ガイドブックでは大まかな記載(高 ★>○>▲ 低)はされています。
<仕組み>
各マップ毎に以下の枠が設定されており、それぞれにポケモンとレベルが割り当てられています。
30%・30%・20%・10%・5%・4%・1%
また、時間帯(朝・昼・夜)毎に設定がされています。
例えば29ばんどうろの場合、以下のようになっています。
出現率 | 朝 | 昼 | 夜 |
---|---|---|---|
30% | ポッポ(Lv.2) | ポッポ(Lv.2) | ホーホー(Lv.2) |
30% | オタチ(Lv.2) | オタチ(Lv.2) | コラッタ(Lv.2) |
20% | ポッポ(Lv.3) | ポッポ(Lv.3) | ホーホー(Lv.3) |
10% | オタチ(Lv.3) | オタチ(Lv.3) | コラッタ(Lv.3) |
5% | コラッタ(Lv.2) | コラッタ(Lv.2) | コラッタ(Lv.2) |
4% | ハネッコ(Lv.3) | ハネッコ(Lv.3) | ホーホー(Lv.3) |
1% | ハネッコ(Lv.3) | ハネッコ(Lv.3) | ホーホー(Lv.3) |
4%・1%枠は俗に言うレアポケモン枠(ヨーギラス等)が設定されている事が多く、大量発生するポケモンの通常時は1%枠になっています。
また、上記とは別に、マップ自体のエンカウント率もマップ毎に設定されています。
一歩歩くごとに"x/256"の確率でエンカウントする仕組みで、29ばんどうろの場合は"x=25"です。(約9.8%)
<構造>
0002AE22:29ばんどうろ
構造名 | バイト数 | 構造要領 | |
---|---|---|---|
● | エンカウント率(朝) | 1 | 00~FF |
● | エンカウント率(昼) | 1 | |
● | エンカウント率(夜) | 1 | |
● | 出現ポケモン(朝) | 14((1+1)*7) | 30%・30%・20%・10%・5%・4%・1% Lv・ポケモンの内部番号の順 |
● | 出現ポケモン(昼) | 14((1+1)*7) | |
● | 出現ポケモン(夜) | 14((1+1)*7) |
<実践>
出現ポケモン枠に、出現させたいレべルとポケモンを設定します。
例えばフシギダネLv.5の場合、05 01 と設定します。
今回、4ばんどうろに設定したのですが、ポケモン図鑑の分布も追従してます。
この領域を読んで表示する類のプログラムと考えます。